年賀状じまいって何?終活年賀状の書き方や注意点をわかりやすく解説お役立ちコラム

作業風景

終活のため以外にも「自分にとって優先すべき人を大切に」「資源の無駄遣いを減らす」などの目的から年賀状じまいする人が増えています。

毎年の年賀葉書の購入や作成作業を負担に感じている人、すでに年賀状じまいを検討されている人も多いのではないでしょうか。

当コラムでは「年賀状じまいのやり方」「終活年賀状の書き方・文例」「年賀状じまいをする際の注意点」などをわかりやすく解説します。

「年賀状じまい」「終活年賀状」って何?増加する背景も解説

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年賀状じまい・終活年賀状って何?

・年賀状じまい

毎年行っていた年賀状を送る習慣をやめることを言います。
年賀状じまいを行う目的は様々で、高齢者の場合、終活や生前整理の一環として、また身体的負担を軽減するために行う人が多いようです。
若者の場合、メールやLINE、SNSでの挨拶への移行、資源の節約、時間・コストの削減、年賀状マウントから逃れるため、などの理由があります。

*年賀状マウント* 年賀状に使用した写真が、相手に不快感を与えることがあるとしてSNSで話題に。
「不妊に悩む相手に子供の写真」「独身者に結婚式の写真」「裕福さを見せつけるような写真」他、自慢と取られるようなものが挙げられている。

 

・終活年賀状

年賀状を辞退する旨を伝える文章を綴り、送り納めにする年賀状のことで終活を目的としています。
所有物を仕分けして不要な物を手放すように、不要な習慣や負担の多い作業を手放すと同時に人間関係を見直します。

 

 年賀状離れが進む背景

「終活・生前整理への関心の高まり」「個人情報、資源利用、効率化に対する意識変化」「コミュニケーションツールの多様化」
年賀状離れは、このような社会背景や意識の変化が理由で起こっており今後も進んでいくとみられています。

あるアンケートによると「今年(2024年正月用に)年賀状を出す」と答えた人は49.5%でほぼ半数。
その内「年賀状を出す枚数は毎年減っている」と答えた人が70%にも上りました。


*【今年、年賀状を送りますか?】若者だけじゃない!年賀状離れの実態調査(フタバ株式会社:2023年12月)を基に作成

 

「年賀状を出さない(43%)」人の多くは、年始の挨拶に「LINE(72%)」を使用し、次いで「直接会う(22%)」「メール(20%)」となっています。
メールやLINEは手軽にメッセージを送れるうえに、イラストや写真だけでなく動画も添えられます。
さらにオンラインギフトを贈れる機能もあるため人気が高まっているようです。

また年賀状を出さない理由として「そもそも相手の住所を知らない、聞きづらい」という個人情報の取り扱いに慎重な意見や「紙の消費量が多い」「手間や時間、コストがかかる」といった意見もありました。

一方で年賀状をもらうと「嬉しい(61%)・とても嬉しい(13.5%)」と、多くの人が受け取ることを好意的に感じているのも事実です。
年賀状を伝統文化として残したい思いがある半面、続けることへの難しさも感じているという声が多く聞かれました。

 

*関連サイト
【今年、年賀状を送りますか?】若者だけじゃない!年賀状離れの実態調査(フタバ株式会社:2023年12月)

 

年賀状じまい(終活年賀状)にはメリットが4つもある!

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今後も年賀状を続けるかどうか判断するために年賀状じまいのメリットを確認しましょう。

 

人間関係を見直せる

年賀状じまいを通じて、自分が大切にすべき人間関係が見えてきます。
義理やしがらみでなんとなく続けていた人達との関係を見直す良い機会に。

 

時間やコストがかからなくなる

年賀状を作るのに使っていた時間やお金を、自己投資や趣味、大切な人と過ごすことに使えるようになります。

 

ストレスから解放される

年賀状は年末の忙しい時期に作成するため「元旦に間に合うように」「出し忘れはないか」など精神的ストレスを感じる人も多いはず。
年賀状じまいを行えば、このようなストレスから解放されます。

 

資源の節約になる

2024年度用の年賀状発行枚数は14億4000万枚にも上ります。
年賀状を作成するには紙の他にもインクなどの資源が大量に使われており、年賀状じまいを行うことでこれらを節約できます。
また郵送、配達時にかかる燃料の節約、二酸化炭素排出量の削減にもつながります。

*参考サイト
2024年用の当初発行枚数は14億4000万枚…年賀葉書の発行枚数などの実情

 

年賀状じまいの方法と具体的なやり方!自分にあう方法を選ぼう

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年賀状じまいには3つの方法があります。
それぞれのやり方を紹介しますので自分にあう方法を選んでください。

 

1:年賀状の送付を一切やめる

今まで送っていた人全員に送るのをやめる方法です。

*やり方2種*

・終活年賀状を作成して今年で最後にする旨を記載し、来年から送らない

・相手が年賀状を書き始めるよりも前の時期に連絡して年賀状を辞退することを伝える(挨拶状、電話など)

 

2:親しい人との年賀状のやり取りのみ続ける

義理やしがらみなど形式として送り続けている人への年賀状をやめ、送りたいと思える人とのやり取りは続ける方法です。

*やり方3種*

・今後送るのをやめる人には、終活年賀状を作成して今年で最後にする旨を記載し、来年から送らない

・親しい人にのみ年賀状を送り、もしやり取りをやめたい方から年賀状が届いたら寒中見舞いにて年賀状を今後辞退する旨を伝える

・送るのをやめる相手へ事前(相手が年賀状を書き始めるよりも前の時期)に連絡して年賀状を辞退することを伝える(挨拶状、電話など)

 

3:メールやSNSでの挨拶に切り替える

年賀葉書ではなくメールやSNSでの挨拶に移行する方法です。

*やり方2種*

・終活年賀状を作成して今年で最後にすること、来年からはメールなどに移行することを伝え、メールアドレスなどを記載する

・相手が年賀状を書き始めるよりも前の時期に連絡し、年賀状をメールやSNSへ移行する旨を伝える(挨拶状、電話、メールなど)

 

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年賀状じまい(終活年賀状)を行うならこの4点に注意しよう

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昔は重要視されていた年賀状の風習ですが、現在では年賀状を送る・送らないは個人の自由です。
従って前触れもなくある年から年賀状を送らなくなっても誰かに咎められることはありません。
とはいえ、急に年賀状を送るのをやめた場合、相手に余計な心配をかけてしまうこともあり得ます。

相手のあることですから、穏便に年賀状じまいできるように以下の4点に注意しましょう。

 

年賀状じまい(終活年賀状)を行う際の注意点

・事前に伝える

終活年賀状を送らないなら、メールや電話などで年賀状を辞退する旨を事前にお伝えします。
早い人は11月下旬から年賀状作成を始められますので、その前(10月~11月初旬頃を目安)にお伝えするのが良いでしょう。

 

・年賀状じまいを行う理由を伝える

「加齢や病気」「ライフスタイルの変化から」など、年賀状じまいを行う理由をきちんと説明しましょう。
理由を伝えずにやめると、「何かあったのか」「自分が何かしてしまったのか」と相手も不安になります。

 

・今後の新しい連絡手段を提案する

関係が切れると誤解させては相手も悲しい気持ちになるでしょう。
メールやLINE、SNSなど今後の連絡手段をお伝えすることで相手も安心できます。

 

・終活年賀状を送るなら、挨拶・近況も丁寧に書く

いきなり年賀状じまいを行う旨を書くのは不躾です。
まずは新年の挨拶や近況報告を丁寧に綴るようにしましょう。

 

終活年賀状の基本的な書き方と文例、寒中見舞いバージョンも紹介

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終活年賀状の基本的な書き方

通常の年賀状では「新年の挨拶」「感謝の気持ち/相手への心遣い」「近況報告」「抱負や祈り/要望やお願い」を綴ります。
終活年賀状では、これに「年賀状じまいの理由」「新しい連絡手段のお伝え」の2つを足すのが基本です。

 

終活年賀状の文例

終活年賀状の基本的な書き方を踏まえて、年賀状じまいの理由別の文例を以下にご紹介します。

 

・年齢を理由にする文例

 

・時代の変化を理由にする文例

 

寒中見舞いや挨拶状で年賀状じまいを伝える文例

年賀状を出さなかった相手から年賀状を受け取った場合には、寒中見舞いで年賀状じまいをする旨をお伝えするのが良いでしょう。

 

・寒中見舞いの文例

 

自分の古希(70歳)や喜寿(77歳)などの祝いの年や定年退職といった節目の年に挨拶状を作成し、そこで年賀状じまいを行う旨を綴るのも良いでしょう。
この場合は、相手が年賀状の作成を始めるより前に届くように送りましょう。

 

・挨拶状の文例

 

まとめ

筆者は3年前に生前整理の一環として、メール・LINEでの挨拶に切り替える形で年賀状じまいを行いました。

当時は年賀状じまいのやり方について詳しい情報も少なかったため、今思えば相手に失礼なやり方だったのではと少し悔いています。
年賀状を送るのをやめたとしても今後もお付き合いを続けるのなら、相手への気配りはとても大切です。

私のように後悔しないよう、このコラムを参考にして双方にとって心地良い年賀状じまいを行ってください。

そして、年賀状じまいをきっかけに本格的に終活や生前整理を始めてみようという方はぜひ下記コラムをご覧くださいませ。

*関連コラム
今からはじめる終活!自分でできる身辺整理のやり方!

親子で一緒に生前整理を始めよう!親の説得方法と片付けのやり方

 

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 S・A
祖父の遺品整理を行った経験から生前整理・遺品整理の重要性を実感。
より専門的なことを学び、困っている人の助けになりたいとプログレスへ入社。
「知識のない人にもわかりやすく伝える」を信条にプログレス各種サイトのコラムの執筆を担当。
持ち前の独特の感性で言葉を綴る編集部きっての女傑ライター。

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