故人の遺品整理、処分、生前整理は遺品整理プログレス

お役立ちコラム 遺品の処分はどうすれば?罪悪感なく両親の遺品を処分する方法

作業風景

遺品の処分はどうすれば?罪悪感なく両親の遺品を処分する方法

親御さんが亡くなれば遺品の整理をしなくてはなりません。大切な方を亡くした悲しみの中、故人の愛着のある品物を手放すことは容易ではないでしょう。故人を大切に思うからこそ「処分するのは忍びない」というご遺族の気持ちは十分に理解できます。しかし、現実問題として遺品のすべてを手元に残しておくというのは難しく、不用な遺品は処分しなくてはなりません。

そこで、今回はご遺族が罪悪感を抱くことなく遺品を整理する方法をご紹介いたします。

気持ちを存分に整理し、充実した遺品整理ができるようにお努めいただきたいと思います。

 

遺品の処分

積み上げられた遺品

遺品とは、故人が普段使用していた愛用品や生活用品全般、趣味で集めていたコレクションなどのことを指します。遺品整理とはいわゆる「持ち物の整理」のことですが、故人とご遺族の思いが詰まった品物を整理する繊細な作業です。

30年ほど前までは、2世帯、3世帯が同居するご家庭も珍しくなく、テレビや洗濯機、冷蔵庫などの家電製品は家族で共有して使用していたため、故人の所有物は少なくて済んでいました。しかし、現在では高齢者世帯と子世帯の同居生活は珍しくなり、生活用品から家電製品、自家用車まで所有物が2倍以上必要になっているため、遺品の量が非常に多くなっているのです。

故人が遺書を残している場合はその内容に沿って遺品を整理しなければならず、そのうえで、手元に残すもの、形見分けするもの、処分するものに分別していきます(遺書がない場合も同様に分別が必要です)。しかし、廃棄処分に罪悪感を感じたり、処分方法がわからなかったりして多種多様な遺品の取り扱いに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

 

適切な処分方法について後半で詳しく紹介しますが、その前に、心に立ちはだかる「罪悪感」について少しお話しをさせていただきます。

 

遺品の処分に罪悪感を感じるとき

手帳に何かを記入する女性

遺品を処分するときに感じる罪悪感はどのような理由で生じるのでしょうか。自身の感情をうまく抑えるためにも、原因を知ることはとても大切です。

 

①思い出深い品物を処分するとき

写真や日記、手紙のように故人を身近に感じる品物は処分しにくいものです。置き場所を取らないため捨てる必要はないと思う方もいらっしゃるでしょう。ただし、何十年分もの大量の日記帳や、虫害やカビが発生している場合は処分を検討すべきかもしれません。

このような品物は、後述する「遺品供養」を行うことで後ろめたい気持ちになることなく整理できます。

 

②仏壇や神棚などを処分するとき

大きな仏壇などはマンションには置けないなど、暮らしや住居環境の変化は継承の在り方をも大きく変化させました。宗教色の強い遺品は気持ちの面で特に処分しにくいものです。このような場合は、菩提寺に相談をして閉眼供養(先祖の魂を抜く)をしてもらいます。同様に、神棚も神社に相談をしてから適切な方法で処分すれば問題はありません。

 

③家族や親族と一緒に形見分けをしなかったとき

罪悪感を覚えないためにも遺品整理は勝手な判断で進めず、できるだけ家族や親族が一同に会して行うことが望ましいでしょう。故人との思い出を振り返りながら遺品の形見分けを行えば気持ちも整理しやすく、後々トラブルに発展する心配もありません。不用品はその後に処分するという手順さえしっかり踏んでおけば、遺品整理がしやすくなります。

 

④遺品整理を不用品回収のように感じている

遺品整理で罪悪感を感じる一番の原因は、遺品整理をごみの処分のように捉えていることです。形見分けをした後の遺品は不用品として処分するため、どうしてもそのように考えてしまいがちに。しかし、遺品整理の専門業者に作業や回収を依頼すると、資源として再利用できるものは買取をしてもらえたり、それ以外は要望に沿ってお焚き上げなどの供養を行ってから処分してくれたりと遺族の気持ちを最大限に汲み取って適切に対応してくれます。そのため、ごみや不用品のように無暗に廃棄されることはありません。

 

自分が何に対して罪悪感を感じているかをしっかりと把握できてさえいれば、それぞれに適した対応をとることによって心の負担を大幅に軽減することができます。

 

罪悪感を感じる方へ贈る3つのアドバイス

手を握って「大丈夫」と支えてあげる人

先ほど、遺品整理でどのようなときに罪悪感を感じやすいかについて説明しました。物理的な問題は理解できても精神面に感じる罪悪感を解決するのはなかなか難しいかもしれません。そこで、まずは遺品整理を始めるにあたりご遺族様が直面するであろう「迷い」を断ち切るためのアドバイスをさせていただきます。

 

①故人が望んでいることを考えてみる

「故人が大切にしていたものを捨てるのはなんだか悪い気がする」というのは、「故人の気持ち」を優先している場合に当てはまること。ということは、故人の気持ち、つまり「故人がなにを望んでいるか」を考える必要があります。

例えば親御さんが亡くなった場合、残された子供の幸せな人生を一番に望むのではないでしょうか。おそらく、自分のもの(遺品)に囲まれていつまでも思い出に浸って生きてほしいとは思わないでしょう。親であれば子供に自分の人生をしっかりと前を向いて歩んでほしいと望むはずです。

 

②遺品は最終的には誰かが処分するものだと考える

もしあなたが親の遺品を大切に残していても、あなたのご家族があなたの遺品整理を行う際に一緒に処分するかもしれません。仮にあなたの孫や曾孫の世代まで残されたとしても、その先、あなたの思いはおろか、あなたの存在さえもよく知らない子孫の誰かがいつか必ず処分することになります。

確かに手元に残しておきたい遺品はあるとは思いますが、遺品の持ち主のことを考えると、その方のことを鮮明に記憶しており思い出を共有してきた人の手で適切に処分することこそが本当の意味で供養になるのではないでしょうか。

 

③「いつか使うかもしれない」と考えるものは処分する

使う機会がきても年に一度だけなど、なくても困るものではないというケースがほとんどです。「いつか」は来ないと考えておくのが無難です。

 

遺品を処分する方法 ~プロの業者に依頼する~

積み上げられた品物

さて、ここからは遺品の処分方法について説明いたします、

遺品整理には「自分で行う」か「専門業者に依頼する」という二つの方法があります。

 

専門業者に依頼するメリットはなんと言っても充実した遺品整理が行える点に尽きます。滞りなく整理が進み、整理する品物や相続などに関する相談にも的確なアドバイスをしてくれるので、効率良く遺品整理を行う手段として遺品整理業者への依頼する利用者が急激に増加しています。

 

遺品整理専門業社に依頼するメリット

①遺品の供養を無料で行っている(業者による)

合同供養に無料で対応している遺品整理業者も多く、第1章で先述したようにご遺族の負担は大きく軽減されます。

 

②個別供養にも対応している(業者による)

自宅で供養をしたい場合には僧侶を手配してもらえます。

 

③形見分けなどの遺品の整理、各種手続きを代行してくれる

親御さんを亡くした場合、「自分は長男だから」「私が介護をしていた」などの理由で勝手に遺品の整理を始めてしまうことも少なくありません。遺品の形見分けは利害関係や私情が絡み、遺品整理において非常に苦労する作業の一つです。さらに、役所や保険などの各種手続きや法的な知識を有する相続に関する手続きなども並行して行わなければならず、故人を悼みながら行う遺品整理は精神面・体力面ともに非常に負担がかかる作業となります。しかし、遺品整理業者に依頼すれば的確なアドバイスと速やかな作業によって負担が大幅に軽減されるため、気持ちの整理に集中でき、充実した遺品整理を行うことができます。

 

④遺品の買取に対応している

ほとんどの業者が遺品の種類や量を問わず、再利用を目的に遺品の買取に応じています。故人が大切にしていた品物を必要とする方に使ってもらえれば故人の思いを無下にすることなく、ご遺族にとっても心置きなく整理ができます。また、買取によって遺品整理にかかる費用を抑えることができ、ご遺族の精神面・金銭面の負担軽減にもつながります。

 

遺品を処分する方法 ~遺品を活用する~

父と母からキスをされる幼女

形見分けをした後、誰も引き取り手がない遺品を処分する際には後ろめたい気持ちが心の隅に引っかかるもの。そういう場合は、処分は最終手段と考えて、遺品を活かす方法を選択してみてはいかがでしょうか。

 

①リメイク(形を変えて保存する)

着物や家具などはそのまま引き継いでも使用する機会がないかもしれませんが、着物はカバンや雑貨類に、家具は素材を活かして新たな品物に作り変えれば、親御さんとの良い思い出を身近に感じることができます。

 

②売却する

リサイクルショップやインターネットオークションなどで売却する方法もあります。特にブランド品のバッグや衣類、着物などは専門店で正確に査定してもらえば高値が付きやすくなります。最近では出張買取や宅配に対応しているところも多く、以前と比べて利用しやすくなりました。

ご遺族の中には遺品の売却に難色を示す方もいらっしゃるかもしれません。しかし、遺品整理はもとより様々な手続きや法事など金銭面の負担が大きくかかるのが現実です。ご遺族でよく話し合ってから決めましょう。

 

③リサイクル・寄付する

自然災害の多い日本では使用可能な衣類の寄付を多くの団体が受け付けています。また、国内外を問わず必要としている方に使ってもらえることを思えば単に廃棄処分するよりも精神的に穏やかな気持ちで整理できるのではないでしょうか。

 

まとめ

故人への思いが強いほど、遺品の処分に罪悪感を覚えてしまいます。故人の気持ちを思うならば故人が遺品をどう扱ってほしいかを考えることが大切です。また、合同供養や個別供養にも対応している専門業者も多く、ご遺族の心の負担を軽減してくれます。遺品の処分方法は千差万別。今回の記事をもとに、ご遺族が気持ちを整理できる最善の方法で遺品整理を行っていただければ幸いです。

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