故人の遺品整理、処分、生前整理は遺品整理プログレス

お役立ちコラム 遺品整理士とは?仕事内容や資格の取得方法をご紹介!

作業風景

遺品整理士とは?仕事内容や資格の取得方法をご紹介!

近年の少子高齢化に伴って遺品整理の需要と遺品整理作業の認知度が上がり、いわゆる遺品整理業者も年々その数を増やしています。しかし、いざ業者に依頼してみようと思うと、どの業者も同じようなサービスを掲げているせいでどこに依頼していいのかわからなくなる方も多いです。そんなときは「遺品整理士」が在籍しているかどうかで判断するのがおすすめです。

しかし、遺品整理業者のホームページで「当社は遺品整理士の資格保有者が対応いたします」といった表記を目にしたことで言葉として知っている方は多いかもしれませんが、実際にどのような資格なのか知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回はそんな「遺品整理士」を詳しく紹介していきます。

 

遺品整理士とは?

チェックをしている男性作業員

遺品整理士とは、北海道に拠点を置く一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格のことです。認定を受けた会員は2万人以上、そして900社近い法人会員がいます。また、この資格を取得するためには、遺品整理についての講座を受け、決められた水準以上の遺品整理の知識を有する必要があります。

つまり、遺品整理士とは遺品整理の専門知識と技術を体得した、いわば遺品整理のプロフェッショナルと言えます。

 

遺品整理士の仕事内容

トラックに物を積もうとする男性作業員

では次に、遺品整理士の仕事内容について紹介します。

遺品整理士の仕事は遺品整理業者と共通する点が多く、大まかには以下の3種類の仕事を承ってくれます。

・遺品の仕分け

・遺品の処分

・遺品の供養

一つずつ紹介します。

 

遺品の仕分け

大切な方が残した遺品を形見品や貴重品、不用品、供養品などのカテゴリーに適切に仕分けていきます。この仕分け作業は不用品回収の分別とは全く異なる作業のため、ご遺族様の意思と希望をもとに丁寧に進めていく必要があります。そのためにご遺族様の気持ちを尊重し、ご要望に合わせて処理を進めていくことが大切な作業です。

 

遺品の処分

大切な方を思うあまり遺品を処分できなくなる方もいらっしゃいます。そのような方のために丁寧に仕分けを行い、発生した不用品を回収するのも遺品整理士の仕事です。回収した遺品は故人様と環境に配慮して、遺品整理業者が適切な形で再利用を行うため、安心して処分が行えるのもポイントです。

 

遺品の供養

不用であっても簡単に捨てられない遺品が整理の現場では多く発生します。写真や人形などはその代表で、どう処分すればいいか困ってしまうケースも多々あります。そういった場合に遺品の供養を勧めるのも遺品整理士の仕事です。遺品整理士が在籍している業者は供養のための施設や寺院と提携している場合が多く、手配から搬出まで任せられるのもポイントです。

 

遺品整理士の資格取得方法

ノートと辞書と携帯電話

遺品整理士にはどうすればなれるのでしょうか。

大まかに、遺品整理士の資格を取得するためには以下の手順を踏む必要があります。

 

1.一般社団法人 遺品整理士認定協会に問い合わせ、申し込む

2.DVDや教本、資料集などの資料が送付される

3.講座を受講する

4.受講後レポート提出を行い、合否を待つ

5.合格となれば晴れて資格授与

 

このように遺品整理士になるためには講座を受け、水準以上のレポートを提出することで遺品整理士の資格を取得できます。資格取得のためのセミナーに通ったり、実技指導を受ける必要がないため、挑戦する敷居自体はそれほど高くはありません。

また、勉強の進捗状況によって時間や金額の多少の変動はあっても、平均3ヵ月程度の勉強期間と、3万円ほどの費用で資格が取得できるとされています。

しかし、挑戦自体は容易でも取得は難しく、資格の合格率は65パーセント、つまり3人に2人しか合格できないと言われています。対策として問題集やWEB講座などさまざまな救済措置が用意されてはいますが、決して楽に取得できる資格ではないということを覚えておく必要があります。

 

遺品整理士のメリット

Meritの文字

遺品整理士の資格は遺品整理の専門知識を体得したことの証明になる他にもさまざまなメリットがあります。

 

遺品整理士認定協会のサービスが利用できる

遺品整理士の資格を取得すれば、遺品整理士認定協会のサービスを利用できます。行政や病院、介護施設などからの紹介などが受けられるうえ、セミナーなどの講師などの依頼もあります。

 

他業者と意見交換ができる

遺品整理士認定協会は定期的にセミナーや懇親会を開催しているので、その催しに出向けば遺品整理を行う他業者との交流も可能です。遺品整理業で成功している業者からテクニックや技術を学べ、同業他社だからこそわかる悩みや問題点も相談にのってもらえます。

 

悪質な業者を減らせる

遺品整理業者は不用品回収業者と同じように無許可の悪徳業者が参入しやすい業種でもあります。こういった業者に依頼してしまうと、法外な作業費を請求されるだけではなく、大切な遺品を乱暴に扱われる危険性もあります。

遺品整理士が在籍している正式な業者に依頼することは遺品整理を笠に着た悪質な業者への依頼をシャットアウトする効果があります。そのため、依頼者は悪徳業者と正式な業者を見分けるために、依頼前には遺品整理士在籍の有無を確かめることをおすすめします。業者としての質を見分けられる以外にも、実際の作業対応にも差が出るからです。

このように、遺品整理士になると遺品整理業界に貢献できる、そしてお客様の安全にもつながるといったさまざまなメリットがあります。

 

遺品整理士は民間資格

たくさんの積まれた本

このように、遺品整理士は遺品整理のプロフェッショナルとしてさまざまな遺品整理の問題を解決でき、遺品整理の未来を守るために重要な資格であることがご理解いただけたと思います。

しかし、ここで勘違いしてほしくないのは遺品整理士はあくまでも民間資格であるということです。そのため「資格を持っていないので遺品整理を行えない」といったような法的拘束力が存在しません。しかし、先ほど説明したように遺品整理は大切な方を思う大切な時間です。ご遺族様の気持ちに寄り添って最大限サポートするのが遺品整理業者の務めであり、その役目を正しく全うするのが在籍している遺品整理士なのです。法的拘束力がないとはいえ、遺品整理士が充実した遺品整理を行うための強い味方になってくれるという事実は揺らぎません。

 

まとめ

今回は遺品整理士について詳しく紹介しました。資格取得まで地道な努力が必要であること、その存在自体が悪徳業者への抑止力となっていることなど、イマイチ実態が掴みにくい遺品整理士という資格を理解するための足掛かりとなれば幸いです。

遺品整理士は遺品整理において絶対的な資格ではありませんが、遺品整理を依頼する側、依頼を受ける側、両方にプラスであるのは間違いありません。皆さまも遺品整理士という資格をきちんと理解し、賢く活用するようにしてください。

この遺品整理士という資格を通して、多くの方がより良い遺品整理ができることを祈っております。

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