遺品整理士認定協会ってどんな団体?頼れる遺品整理士とはお役立ちコラム

作業風景

高齢化社会や核家族化が進み、遺品整理や生前整理などの言葉をよく耳にするようになってきました。
遺品整理はご自身でも行うことができますが、大切な方を失った悲しみの中で作業を行うのは肉体的にも精神的にも労力が必要になってきます。
そんなときに頼りになるのが、遺品整理士や遺品整理の専門業者ですよね。
遺品整理業者のホームページにはよく「遺品整理士認定協会に認定された遺品整理士が在籍」という記載を目にすることがあります。遺品整理士認定協会とはどのような団体なのでしょうか。

遺品整理が必要になったときに納得のいく作業を行ってもらえるよう、遺品整理士認定協会の活動内容や、信頼できる遺品整理業者の特徴などを詳しく見ていきましょう。

この記事を監修した人

監修者
小西 清香氏
整理収納アドバイザー

元汚部屋出身の整理収納アドバイザー。夫の身内6人の看取りや介護をし、生前整理の大切さを痛感。
また看護師時代ICUに勤務し、人の最期もたくさん見てきました。
そんな経験を元に元気なうちから生前整理を!という思いで、片付けと合わせてお伝えしています。

遺品整理士認定協会とは?

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遺品整理士認定協会とは、正式名称が「一般社団法人遺品整理士認定協会」という民間の団体です。
急速に進む高齢化や核家族化によって、遺品整理という仕事に注目が集まるようになってきました。遺品整理の仕事の需要は増え続けているのに対して、遺品整理に関する法整備はまだまだ整えられていないのが現状です。悪徳業者によるさまざまなトラブルも発生しています。
遺品整理士認定協会は遺品整理業界の健全化と、遺品整理士の養成を目的として2010年に設立されました。

遺品整理士認定協会の活動内容

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一般的にはまだまだ知られていない、遺品整理士認定協会の活動内容を見ていきましょう。

優れた遺品整理士の育成

遺品整理士認定協会の第一の目的は、優れた遺品整理士の育成です。
遺品整理士育成のため、遺品整理士養成講座を運営し、認定試験を実施しています。高齢化が進み、未婚率は2020年には男性で25%以上、女性で16%以上を示している中で孤独死の危険性も上昇していると言えます。孤独死が社会問題となっている今、優れた遺品整理士の育成は必須と言っても過言ではありません。
需要が高まっているからこそ、専門的な知識を持ち依頼者に寄り添った適切な対応ができる遺品整理士が必要になってきます。

遺品整理士の開業支援

遺品整理士認定協会では遺品整理士資格を取得し、認定を受けた方に独立開業支援を行っています。各地での定期的なセミナーの開催などで、遺品整理士の独立を支援します。
セミナーではお客様からのお問い合わせへの対応方法や見積書の作成方法、遺品整理業の経営方法や実作業のノウハウなど充実した内容を受講することができます。

資格の付与

遺品整理士認定は、遺品整理士の資格保有者や優良だと認められた業者に対して資格を付与しています。ホームページなどに、遺品整理士認定協会に認定された業者であることを明記している業者も多くあります。
このように資格を付与することで、遺品整理業界の透明性を図り悪徳業者の撲滅に尽力しています。

遺品整理士になるには

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遺品整理士になるためには、遺品整理士認定協会による認定試験に合格しなければなりません。それだけではなく、協会が発行する教本やDVD、資料集を使用し、遺品整理士養成講座を約2カ月間受講する必要があります。
資格の取得には年齢制限などはありません。

遺品整理士の主な仕事は、
・遺品の仕分けや処分、搬出作業
・遺品の供養
・整理後の清掃 などがあります。

遺品整理士の資格取得後は、遺品整理専門業者や不用品回収業者などが主な就職先です。民間資格ですから就職に必須というわけではありませんが、資格を持っていることは採用元にとってもメリットがありますので有利だと言えます。
遺品整理のプロとして活動するためには、保有しておきたい資格です。

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遺品整理士に依頼するメリット

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遺品整理士は税理士や弁護士のように「士」がつくいわゆる専門的な知識を有し、資格を持つ者が従事する「士業」の類です。しかし遺品整理士の資格は、税理士や弁護士のように法律で規定されている国家資格ではありません。
遺品整理士の資格は民間資格のため、遺品整理を行う際に必ずしも資格がなければ対応してはいけないというものではありません。
しかし、遺品整理の需要が増えたことでゴミの不法投棄や高額請求、悪質な買取を行う悪徳業者も増加しています。そのような悪徳業者との違いを明確にすることも重要です。

また遺品整理士の仕事は、遺品を分別し処分するだけではありません。物だけではなく権利書などの重要書類や、パソコンや携帯電話などのデジタル遺品も取り扱います。
徹底した個人情報の保護や依頼者に寄り添った対応が求められますので、遺品整理を依頼する側からすれば、有資格者であることが確認できれば安心して依頼することができます

信頼できる遺品整理業者の特徴

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遺品整理は、大切な人の生きた証を整理する作業でもあります。安心して作業を任せられる信頼できる遺品整理業者を選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。

遺品整理士が在籍している

最も重要なポイントは、遺品整理士が在籍しているかどうかです。資格がなくても遺品整理を行うことは可能ですが、大切な遺品や重要書類を含む故人の証を整理するわけですから、遺品整理の正しい知識だけではなく、依頼者の心に寄り添った対応ができるスタッフが在籍している業者を選択しましょう。
信頼できる業者は、スタッフ教育にも力を入れています。依頼する前に電話などでスタッフの対応を確認してみるのもおすすめです。ホームページに掲載している依頼者の声や、口コミを参考にするのもいいですね。実際に利用した方の声が書かれていますから、参考になります。
不安なことがあれば、遠慮なくスタッフに事前に確認しておきましょう。

明朗会計で見積書を提示してくれる業者

依頼者と業者の間で多く発生するのが、料金トラブルです。作業後に高額請求をされたとか、どんな項目にどのくらいの費用がかかっているのか、料金の詳細が分からないなどというトラブルを避けなければなりません。
料金トラブルを避けるためにも、明朗会計で見積書を提示してくれる業者を選択しましょう。見積書が確認できたら、不明点や心配ごとはすぐに確認してください。
どんな些細なことにも丁寧に回答してくれる業者を選択するといいですね。
また、複数の業者に相見積もりを取ると料金相場が分かりますのでおすすめです。

リサイクルやリユースを徹底している

遺品整理後、保管場所がないとか自分たちでは利用しないなどの理由で、手元に残すことができない遺品は処分しなければなりません。大切な方が愛用していた品物を廃棄するのは心苦しいですよね。
そのような場合はリサイクル、リユースを徹底しゴミの排出を極力なくすようなルートを確立している業者を選択しましょう。大切な品物が、引き続き大事に使ってくれる人の手に渡り活躍の機会を与えられるだけではなく、ゴミの削減という環境への配慮も可能です。またこのような業者は不法投棄や条例違反の心配も少ないです。

まとめ

遺品整理士認定協会とは正式名称が「一般社団法人遺品整理士認定協会」という民間の団体です。遺品整理士認定協会は遺品整理業界の健全化と、遺品整理士の養成を目的として2010年に設立されました。

遺品整理士認定協会の活動内容は、
・優れた遺品整理士の育成
・遺品整理士の開業支援
・資格の付与 などがあげられます。

遺品整理士の資格は民間資格ですが、正しい知識と心構えを有している遺品整理士であることが証明できる資格であると言えます。

*あわせて読みたい → 『安心して任せられる優良な遺品整理業者の見つけ方!ポイントを解説!』

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 S・A
祖父の遺品整理を行った経験から生前整理・遺品整理の重要性を実感。
より専門的なことを学び、困っている人の助けになりたいとプログレスへ入社。
「知識のない人にもわかりやすく伝える」を信条にプログレス各種サイトのコラムの執筆を担当。
持ち前の独特の感性で言葉を綴る編集部きっての女傑ライター。

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