遺品の供養やお焚き上げはいつやる?依頼方法や料金相場まで!お役立ちコラム

作業風景

遺品整理をしていると人形や写真など、捨てづらい物がたくさん見つかります。

使う用途も特にないけれど燃えるゴミとして捨てづらい……そんな品物は供養やお焚き上げをして手放すと良いでしょう。

供養やお焚き上げは神社やお寺で行われることが多いですが、最近では遺品を郵送することで供養してもらえたり、お焚き上げ専門の業者や遺品整理業者に依頼して供養することができるようになりました。

今回は遺品の供養やお焚き上げの依頼方法や相場についてご説明いたします。

この記事を監修した人

監修者
小西 清香氏
整理収納アドバイザー

元汚部屋出身の整理収納アドバイザー。夫の身内6人の看取りや介護をし、生前整理の大切さを痛感。
また看護師時代ICUに勤務し、人の最期もたくさん見てきました。
そんな経験を元に元気なうちから生前整理を!という思いで、片付けと合わせてお伝えしています。

お焚き上げとは?

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お焚き上げとは、遺品を神社やお寺に持ち込み、浄火で焚いていただくことによって故人の魂を弔う儀式です。

お焚き上げができない不燃物や燃やすと有害ガスが発生する物は読経、清塩で供養が行われます。

供養やお焚き上げをされることが多い品物としては、写真、日記、直筆の手紙、愛用していたアクセサリーや服、人形、ぬいぐるみ、神棚や仏壇といった宗教に関わる物、置物など、魂が宿っているように感じ捨てにくい物が挙げられます。

あるアンケートによると、回答者の実に98.6%もの人が「お焚き上げ供養したい物がある」と答え、これらの品々を挙げています。

 

すべての遺品に供養やお焚き上げをする必要はありませんが、故人が愛用していた遺品を手放す際に感謝の思いを込め、別れを告げることで、大切な人を失った遺族の心の整理もできますので、精神的な安定を保つことにつながります。

故人の愛用品であればDVDやビデオテープ、眼鏡、腕時計などはもちろん、毎日のように使用するパソコンやスマートフォンなどの小型家電の供養を行うお寺や業者も増えています

 

*参考サイト

捨てられないモノを供養し、処分してくれる「みんなのお焚き上げ」

供養、お焚き上げはいつやるべき?

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遺品の供養やお焚き上げは忌明けとなる四十九日の法要が終わったあとや一周忌や三周忌法要などの節目となる法要の後に始めるのが一般的ですが、決まりは無いため急いで行う必要はありません。

遺品の整理が終わり、故人が大切にしていた物とお別れをしたいと感じたときに供養を申し込みましょう。

地域や家の慣習などで遺品を整理する時期が決まっていたり、家賃が発生する前に部屋を明け渡さなくてはならない賃貸物件の場合は四十九日を待たずに遺品供養を始めても問題ありません。

供養、お焚き上げはどこで申し込む?

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供養、お焚き上げは故人のお墓があるお寺や神社で行ってもらえることが多いです。

お墓がなくても故人が信仰していた宗派のお寺であれば、遺品供養を請け負ってくれることもあります。

供養を断られる遺品はほとんどありませんが、最近は環境へ配慮し、お焚き上げができる物とできない物をはっきりと分別する、またはお焚き上げ自体を実施しないお寺や神社も増えました

しかし最近では葬祭場や遺品整理業者も遺品供養を行っています。

一般的なお焚き上げは供養してもらいたい遺品を神社やお寺に自ら持っていく必要がありますが、遺品整理業者の中には、業者が手配した段ボールや袋に遺品を詰めて返送することで供養をしてくれるサービスを行っているところもあります。

自宅の近くで遺品の供養やお焚き上げを行っているお寺や神社が無い場合は、宅配型供養を行っている業者を選ぶと良いでしょう。

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遺品供養の相場と無料でできる供養方法

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供養やお焚き上げにかかる料金は遺品の数や供養方法、依頼先によって異なります。

費用や家からの距離などを比較してご自身に合った処分方法を選ぶと良いでしょう。

 

供養方法別費用相場

【合同供養】

供養の依頼を受けた遺品が一か所に集められ、他者の遺品と一緒に供養されます。

合同なので料金が安いことが最大のメリットですが、日付を選んだり、供養に立ち会うことはできません。

相場:0円~10,000円

*お寺や業者によっては無料で合同供養を行っていることもあります

 

【個別供養】

合同供養とは異なり、他者の遺品とは一緒にせず、個別に供養します。

日程調整や供養に立ち会うことができるなど、個別対応ならではの柔軟性があります。

相場:20,000円〜70,000円

 

【現地訪問供養】

依頼者の自宅や指定された建物に僧侶が訪問し、お経を読んでもらうことで供養します。

部屋や家そのものも含めて供養したい方や、親戚や家族で集まって供養を見届けたい方にもおすすめです。

供養に必要な仏具やお香は業者が用意してくれる場合もあれば、依頼者側が買いそろえておかなければならないこともあります。

相場:20,000円~70,000円

*僧侶に訪問してもらうためお車代(5,000~10,000円)を包むこともマナーとして忘れないようにしましょう

 

【お焚き上げでの供養】

お焚き上げの料金は遺品の大きさによって異なります。

相場:段ボールより小さいサイズ 3,000円前後

   段ボール一箱分のサイズ 5,000円~10,000円程度

 

【神棚、仏壇の供養】

神棚や仏壇には魂が宿ると考えられており、処分する前には魂を抜くための儀式が必要となります。

これは閉眼供養と呼ばれ、閉眼供養を行った後は神棚や仏壇は普通の家具と同じ物になりますので、お焚き上げをして処分することができます。

神社やお寺によっては、閉眼供養とお焚き上げを一緒に行ってくれるところもあります。

相場:神社・お寺で閉眼供養を行った場合 5,000円~40,000円

 

仏壇や神棚を購入した店舗でも回収、供養を行ってくれる場合があります。

こちらの相場は割高ですが、合同供養を行っている業者もありますので、利用すれば処分費用を抑えることも可能です。

相場:仏壇や神棚を購入した店舗の場合  80,000円程度

 

無料でできる供養方法はある?

【どんど焼き(左義長)】

全国各地の神社やお寺では、旧暦の新年最初の満月の日にあたる1月15日に「どんど焼き(左義長)」が行われます。

神聖な火によって清め、満月の力で浄化することができるそうです。

どんど焼きでは、正月飾りや書初めだけでなく、古くなったお守り、お札、熊手、だるま、人形、のし袋などがお焚き上げされます。

誰でも無料で参加できるので、供養したい遺品を持ち込むと良いでしょう。

その際は、気持ち分のお賽銭を納めるようにしましょう。

 

しかし、遺品であれば何でもどんど焼きに出すことができるわけではありません。

神社やお寺によって、どんど焼き対象の品目を定めていることがほとんどです。

遺品の品目によっては無料のお焚き上げを断られることもあります。

必ず神社やお寺の指示に従その場合は有料のお焚き上げを依頼するようにしましょう。

 

【遺品整理業者の合同供養】

遺品整理サービスの利用者に限り、合同供養を無料で行ってくれる業者があります。

遺品整理を頼もうとを考えているのであれば、無料の合同供養サービスがあるかを事前に確認しておきましょう。

 

【自分でできる供養】

お清め塩を使用した自分でできる遺品供養の方法があります。

詳しい方法については、下記のコラムをご参照ください。

 

*関連コラム

悔いのない遺品処分のために、供養方法やお清め塩の使い方を知ろう

供養、お焚き上げを申し込む前の注意点

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危険物、大型家電は供養できない

引火性がある物や、ビニール・プラスチックなど燃やすと有害物質が発生する素材が使われている物、ガラスや陶器などの不燃物はお焚き上げをすることができません。

また、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機など家電リサイクル法の対象となる品目も対応してもらえないことが多いです。

これらの品目を処分したい場合はお焚き上げ以外の方法で供養をしてから有害ゴミ、リサイクル家電としてご自身で処分するか、遺品整理業者に回収してもらいましょう。

 

故人の希望に従って処分する

遺品を手放すときは故人の遺志を尊重するようにしましょう。

生前に残しておいてほしい、誰かに受けついでほしいという遺言を残されていた場合は、故人の思いを汲み取り手元に残すことが望ましいです。

引越しやリフォームを考えている、遺品の痛みが激しく臭いが発生しているなど生活に支障をもたらし保管しておくのが困難になった場合は、ご遺族と相談して供養に出すことを検討しても問題ありません。

 

閉眼供養をする

仏壇や位牌、仏像、神棚には魂が宿るとされているため、お焚き上げをする前に閉眼供養を行わないといけません。

閉眼供養は「魂抜き」「性根抜き」などの呼び方もあります。

必要な場合は閉眼供養ができる神社やお寺を探しましょう。

 

宗派は合っているか

宗派によって死者の魂のあり方などの考え方が異なる場合があります。

日本では仏教が主流ですが、キリスト教やヒンドゥー教、イスラム教を信仰している方もいらっしゃいます。

遺言書や日記などから故人の宗派を調べたり、実際にお寺や教会へ赴き専門知識のある方に相談してみると良いでしょう。

まとめ

全ての遺品を供養する必要はありませんが、故人が大切にしていた物はぜひ感謝の気持ちも込めてお焚き上げをして処分することがおすすめです。

筆者も遺品供養を行ったことがありますが、儀式を通して自分自身の心の整理もできて安堵した気持ちになったのを覚えています。

遺品供養をしていなかったら、きっと今でも後悔を引きずっていたのではないかと思います。

 

このコラムを読んでくださっている方も、供養する物と一般ゴミとして処分する物、手元に残したい品をしっかりと分別し、後悔のない処分方法を選んでくださいね。

最後に、遺品を手元に残すか、処分するかの判断に迷ったときに役立つコラムをご紹介いたします。

 

*関連コラム

運気上昇のためには捨てる?残す?遺品のスピリチュアルな意味とは

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 M・Y
祖母の死をきっかけに遺品整理を始めたものの、大量の家財整理に手を焼いた経験からプログレスで不用品の処分や遺品整理、ゴミ屋敷問題について調査、執筆を開始。
ネットショッピングや定期購入などによって簡単に物が手に入る時代だからこそ、身の回りの整理整頓について振り返るきっかけを皆様へお届けしたいと考えています。

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