終活はいつから始めるべき?年齢別にやるべきことや手順を解説お役立ちコラム

作業風景

自分の介護や終末期の医療の方針、財産の相続などを事前に整理する終活。
退職や還暦をきっかけに意識される方がほとんどですが、終活はどの年代から始めても問題ありません。
終活を始めるタイミングや手順を解説しますので、終活に興味がある方はせっかくの機会を逃さないように人生の振り返りから始めてみてはいかがでしょうか。

終活を始める理由とは?

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終活は意思疎通が取れ、体が自由に動くうちに死後の準備を進めておく作業です。
これからの人生をよりよく生きるために、自分の人生に起こった出来事や身の回りの物を整理する役割も持ちます。
 
早めに終活を終わらせておくと老後に抱えがちな相続や葬儀の不安を抱えずに済み、穏やかに生涯を終えられます。
また、自分が突然の事故や病気で亡くなった場合でも、終活を通して家族に相続や葬儀について自分の希望を伝えておけば、家族の間でトラブルが発生するのを回避できます。
 
このように、終活とは自分自身が納得して生涯を終えられるように準備をし、余生を豊かに過ごすための大切な活動です。

終活を始めるタイミングはいつ?

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終活は高齢になってから始めればいいと漠然と考えがちですが、体力や気力が衰えた年齢になって始めるのはおすすめできません。
株式会社よりそうが2021年10月に実施した「第1回 終活意識調査」では、終活を始めるタイミングについて調査を行ったところ、「年齢に関係なく、自分が思い立ったら」に多くの意見が集まりました。
続いて、定年退職を機に終活に取り掛かろうと考えていると答える方が多かったようです。
 
 
参考サイト
 
【「第1回 終活意識調査」株式会社よりそう】
 
 

自分が思いついたとき

終活は何歳から始めても問題ありません。
多くの人は自分が亡くなった後に家族が困らないように終活を始めますが、20代や30代で自分の生き方を見直すために終活を始める方もいらっしゃいます。
これまでを振り返り、これからの人生を充実させたいと思ったときが終活を始める絶好のタイミングかもしれません。
 

定年を迎えたとき

60代で終活を始める方が多いのは、会社を定年退職し、お子様も結婚や仕事で独立されていることが大きく関係しているようです。
体力や気力も衰えておらず、仕事や子育てに費やしてきた時間をどうやって過ごすか考える絶好の機会となるのではないでしょうか。
 

自分の体調に変化があったとき

病気や大けがをしたり、出産を経験したりして自分の体調に大きな変化があったときも終活を始めるのに適切なタイミングです。
医療や介護の希望をまとめたり、財産やデジタルデータなどの整理を行ったりしておきましょう。
大切なのは、自分がもしものときに意思疎通ができなくなった場合でも、身の周りの人が困らずに行動できるよう準備をしておくことです。

終活で最初にやるべきことはなに?

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終活は身の回りの品物整理はもちろん、預貯金などの財産や不動産、デジタルデータの整理なども行わなければいけません。
 
筆者は自分が所有している財産や思い出を紙に書き出したいと思い、エンディングノートの作成から始めてみることにしました。
終活を始めたいけど何から手をつければいいかわからない場合は、エンディングノートを使って必要な情報を書き出す作業から始めてみましょう。
 
エンディングノートとは自分が亡くなった後の希望を書き留めておくノートです。
遺言書のように法的効力はありませんが、自由な形式で作れますし、何度でも書き直しができます。
まずは自分の資産状況や生涯と向き合うために、紙に書き出してみましょう。
パズルのようにばらばらだったピースが一つずつ埋まり、自分の希望やしておかなけれならないことの全体像がはっきりしてくるのでおすすめです。
 
 
*こちらのコラムもおすすめ!
 
 『後悔しない終活のやり方は?エンディングノートの書き方もご紹介!』

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終活の手順とは?

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終活の手順を大きくわけると以下のとおりになります。
 
・自分の人生を振り返る
・身の回りの物を整理する
・介護、看病、医療の希望を伝える
・葬儀形式、お墓の準備
・財産を整理し、把握する
 
まずはエンディングノートを作成して自分の人生を振り返り、今後の介護や看病、葬儀について家族と相談するとよいでしょう。
 

自分の人生を振り返る

エンディングノートに書き出したり、家族と話し合いをしたりして自分の人生を振り返ります。
今までの人生を順番に振り返ろうとすると疲れるので、一番心に残っている記憶から共有するようにしましょう。
もし自分の人生でやり残していたことを見つけたら、残りの人生を楽しく生きるための目標として設定することをおすすめします。
 

身の回りの物を整理する

衣類や日用品、思い出の品など、どうしても捨てられない物は増えていきます。
しかし、どんなに大切な思い出の品でもいつの日かはお別れをしなければいけません。
大量の物を自宅に残したまま亡くなってしまうと、代わりに遺品整理をする家族に負担を掛けてしまうおそれもあります。

自分の人生を振り返った後は今後使う予定のない趣味の道具や不要な物を手放し、本当に必要な物だけを身の回りに残しましょう。
自分で身辺整理をしておけば、家族が罪悪感を抱えながら遺品を処分しなくて済みます。
 

介護、看病、医療の希望を伝える

認知症や脳卒中など、機能障害や病気によって意思の疎通が図れないまま亡くなってしまうことも考えられます。
自分で決断できなくなれば、家族が介護や看病、医療の方針を選択しなければいけません。
 
「これでよかったのだろうか」と後悔の気持ちを家族が抱えてしまわないよう、延命措置の有無や臓器提供など、終末期の医療についても事前に自分の希望は伝えておくべきです。
 
しかし、実際に大病を患った状況では自分の希望通りの治療ができない場合もあります。
あくまでも希望であることを伝えておき、最終的な判断は任せると家族に一言添えるのを忘れないようにしましょう。
 

葬儀形式、お墓の準備

終活などで事前に希望する葬儀の形式を決めていなかった場合、残されたご家族は大切な人を亡くした気持ちを抱えながら葬儀会社とやり取りをしなければいけません。
自分の死後のことを考えるのは気分が暗くなりますが、家族に負担を掛けないよう話し合っておきましょう。
 
最近では家族や親族だけで静かに見送る家族葬が人気ですが、友人やお世話になった人にも参列してほしいと希望される方もいらっしゃいます。
希望する葬儀の形式に必要な費用や、葬儀に来てほしい人の連絡先なども確認しておきましょう。
 
遺骨の埋葬方法やお墓についても家族と相談しておかなければいけません。
先祖代々のお墓に納骨するのか、新規のお墓を購入するのか、家族がお墓の管理で負担を抱えないように考えて希望を伝えましょう。
 

財産を整理し、把握する

通帳や印鑑の保管場所は、自分が急に亡くなってしまったときでも家族がすぐに取り出せるように共有しておきましょう。
 
自分が所有する財産をある程度把握できれば、形見分けや相続などの計画も立てやすくなります。
もし希少価値が高い美術品などをコレクションしていた場合は、誰にどのように保管してほしいのか、あるいは手放してほしいなどの希望を伝えておきましょう。
 
財産は自分が保有している以外にご両親が所有するものも把握しておかなければいけません。
 
株式会社NTTデータ経営研究所が2021年11月に行った「都市部に居住する相続人世代の意識調査」では、両親と同居していない人のうち、ご両親が保有する資産を把握していない人はアンケートを受けた全体の約6割という結果が出ました。
その理由として「親に話を切り出しにくい」という意見も挙げられました。
 
 
参考サイト
 
【「都市部に居住する相続人世代の意識調査」株式会社NTTデータ経営研究所】
 
 
資産状況を親子で把握しておかなければ、ご両親が亡くなった後で事前に聞かされていない借金が判明した際、対処に手間取る可能性があります。
納得がいく形で相続できるよう、ご両親が終活を始めたタイミングで資産について話し合ってみてはいかがでしょうか。

終活を最適なタイミングで始めれば人生がさらに豊かに

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自分が亡くなった未来を想像すると暗い気持ちになってしまいますが、「自分はもうすぐ死ぬ」と思い詰める必要はまったくありません。
終活は人生を振り返り、最後の日に必要になる情報を整理して明るい老後を送るために必要な作業です。
 
筆者は両親へ生前整理を提案することに後ろめたさを感じていましたが、両親が病気を患ったのをきっかけに「最後の日が来るまで後悔のない人生を送ってほしいから」と話し合いました。
身辺を整理し、やり残したことや忘れていたことを見つけるための作業として取り組めば、ご自身はもちろん、家族にとっても人生をより充実させる貴重な機会となるはずです。

まとめ

終活を始めるのは退職や還暦を迎えた方や、自分の体調に変化が生じた方が多いようですが、終活はどのタイミングで始めても遅くはありません。
まずはエンディングノートの作成したり、家族と一緒に自分の人生を振り返ってみてはいかがでしょうか。
悔いのない人生を送れるよう、自分の希望を家族にしっかりと伝えておきましょう。
それが家族にとっても幸せな決断となるはずです。

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 M・Y
祖母の死をきっかけに遺品整理を始めたものの、大量の家財整理に手を焼いた経験からプログレスで不用品の処分や遺品整理、ゴミ屋敷問題について調査、執筆を開始。
ネットショッピングや定期購入などによって簡単に物が手に入る時代だからこそ、身の回りの整理整頓について振り返るきっかけを皆様へお届けしたいと考えています。

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