トラブル続出!?やばい遺品整理業者を避けるコツとはお役立ちコラム

作業風景

遺品整理は人生の中でそう経験することではないため、業者に依頼することを考えておられる方もいらっしゃるでしょう。

星の数ほどある遺品整理業者ですが、中には悪徳業者がまぎれており、詐欺などの被害に遭った事例もたくさん報告されています。

当コラムでは絶対に選んではいけない、悪質な遺品整理業者の見分け方や実際にあったトラブルの事例とともに優良業者の選び方をご紹介します。

この記事を監修した人

監修者
小西 清香氏
整理収納アドバイザー

元汚部屋出身の整理収納アドバイザー。夫の身内6人の看取りや介護をし、生前整理の大切さを痛感。
また看護師時代ICUに勤務し、人の最期もたくさん見てきました。
そんな経験を元に元気なうちから生前整理を!という思いで、片付けと合わせてお伝えしています。

やばい業者が多い?遺品整理業界の歴史と社会背景

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遺品整理サービスの歴史は短く、日本初の遺品整理専門業者ができたのが2002年で、まだ20年程です。

遺品整理業の社会的役割が大きくなり、事業者数が増えることに伴い、業界の質とモラルを是正することを理念として2011年に一般社団法人遺品整理士認定協会が設立されました。

協会に加盟する遺品整理業者の数は2015年に2,560社、2021年には12,541社と6年間で5倍にも増加しています。

遺品整理士認定協会以外にも協会はいくつもあり、また協会に所属してない事業者もあることから、実際には全国で2万社以上は存在するといわれています。

総務省が2021年に実施した調査によると、遺品整理サービスへ参入する事業社数の増加は、ここ10年程の間が顕著なようです。

 

これだけ短期間に事業者が増えたのには、高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)の上昇に伴い、今後死亡数が増加する多死社会の到来が迫っているからです。

 

遺品整理・生前整理の需要が高まるにつれ、儲けだけを目論んだ詐欺まがいの悪徳業者の存在も目立つようになりました。

もちろんほとんどの業者は誠実に事業を行っていますが、気持ちが落ち込んでいたり、時間がなく焦っている人を狙う悪徳業者が紛れているのも事実です。

 

*参考サイト

リサイクル通信 「遺品整理サービスへの参入企業急増、来たる多死社会に変化する業界を考察」(2021年)

 

総務省行政評価局 「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」(2020年)

 

日本総研 第1部 問題提起「多死社会が抱える問題」多死社会を迎える日本2040年の姿(2018年)

やばい遺品整理業者によるトラブル事例6選

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悪質な遺品整理業者によるトラブルで代表的なのが「盗難」「不当な買取」「強引な契約」「多額の追加請求」「不法投棄」「粗雑な作業」の6つです。

それぞれを詳しく解説いたします。

 

盗難

悪徳業者は遺品整理中に、遺族の隙を狙って故人のタンス預金や貴重品を盗みます。

立ち会い無しで依頼ができる業者もありますが、その場合は特に慎重に業者を選定しましょう。

 

不当な買取

遺品整理業者の中には、不用品を買い取るサービスを実施している業者もあります。

素人目には価値のない物に見える品でも、コレクターの間では高額で取引されている場合もあります。

悪徳業者はその事実を隠して低価格で買い取り、利益を貪ります。

 

強引な契約

遺品整理の見積もりを依頼すると、間取りや物の量の確認のため、ほとんどの業者は現場に伺います。

悪徳業者の場合、一通り見積もりをした後、契約するまで長時間居座ったり、怒鳴り声をあげるなどの脅迫めいた言動、今しかこの値段で契約できない、など依頼者の逃げ場を無くすような手段で強引に契約を持ちかけます。

とりわけ単身の高齢者や女性が被害に遭いやすいようです。

 

多額の追加請求

遺品整理作業を終えてから高額な料金を請求される詐欺も多発しています。見積もりの際に提示された金額に勝手にオプションが追加されたり、想像よりも時間がかかったなど理由をつけられ、見積もり金額を大幅に上回った価格を提示されるなど、金銭的に大きな被害を受けます。

作業後という状況から断ることも難しく、脅すような言動をされることもあります。

 

不法投棄

遺品整理の際に出た不用品は本来、各自治体のルールに沿って処分されます。

しかし、悪徳業者はゴミの分類や細かな手続きを嫌い、回収した不用品を空き地や山に不法投棄します。

もしゴミの中に住所や名前など、個人を特定できる情報が紛れ込んでいた場合、遺族が不法投棄の罰を受ける場合もあります。

 

粗雑な作業

大型家具や家電の移動時には、壁や床を傷つけないように養生を施し、遺品は故人を供養する気持ちで丁寧に扱うのが基本です。

しかし、悪徳業者は遺品を適当に扱い破損させる、ろくに仕分けもせずに重要書類を誤って捨ててしまうなど取り返しのつかない事態を招くこともあります。

 

*参考サイト

独立行政法人 国民生活センター 「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブルー料金や作業内容に関するトラブルが発生していますー」(2018年)

やばい遺品整理業者4つの特徴

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遺品整理は大切な人との思い出と向き合い、故人の供養を行うとともに、遺族の心の整理をする大切な儀式でもあります。

そんな中で悪徳業者によるトラブルに巻き込まれてしまったら、精神的なダメージも大きいでしょう。

悪徳業者に騙されないためにも、やばい遺品整理業者の特徴を4つご紹介するので覚えておきましょう。

 

極端に安い見積もり

見積もり金額が相場よりかなり安い場合は、後から高額な請求をされる恐れがあります。

遺品整理の価格は間取りや物の量で変動し相場を把握するのは難しいので、複数の業者に見積もりを依頼して相場を把握することが重要です。

また、現場に訪問せず、電話口だけで見積もりを済まそうとする業者も、後から料金を上乗せする可能性が高いでしょう。

 

書面を残さない

書面で見積書や契約書を発行しない業者も要注意です。

形に残さず、口約束状態で契約してしまうと、後から事前説明と異なる対応や高額請求をされても、契約違反を証明することができません。

 

サイトの情報が不明瞭

ホームページがある業者なら安心だと思ってしまいますが、料金が不明瞭または記載なし、事務所の住所や連絡先が載っていない、実績不明など形だけのサイトの場合は要注意です。

形だけのサイトは作るのに手間がかからない上、トラブルが起きたらすぐに消して足がつかないようにしているのです。

 

対応が悪い

問い合わせた際の対応がおざなり、遺族に寄り添っているとは思えない発言、答えるスタッフによって回答がバラバラ、といった場合は依頼を考え直しましょう。

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詳しくはお問い合わせください。

優良業者を選ぶコツ

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この章では、良い業者を選ぶポイントを4つご紹介します。

 

遺品整理士が在籍

遺品整理士という資格は、遺品整理作業を行う上で必須の資格ではありませんが、この資格を持つスタッフは、廃棄物処理に関する法的な知識から、遺品整理に向き合う心構えまで一通りマスターしています。

この資格は遺品整理業界のモラルを上げたいという理念から生まれたものですので、優良な業者の証明だと考えて良いでしょう。

 

口コミを確認

何らかの商品やサービスを選ぶ際は口コミを確認する方も多いと思いますが、遺品整理業者を選ぶ場合でも、実際に利用した人の感想や意見を確認するのは有効です。

口コミはGoogleマップやSNSの他に、お客様の声として自社のサイトに掲載されていることもあります。

ネット上の口コミはサクラも多いですが、現場の写真が投稿されていたり、直筆で書かれた口コミが掲載されていれば、信頼性は高いと言えるでしょう。

 

接客態度・対応を確認

問い合わせた際の対応が雑であったり、質問への回答があやふやな場合は要注意です。

逆に、丁寧で受け答えがハッキリとしている場合は、信頼のできる業者である可能性が高いといえます

 

見積もりをとる

問い合わせの段階で問題がなければ、見積もりを依頼しましょう。

正確な費用を知るためにも、必ず現場で見積もりをしてもらいます。

見積もりの後、強引に契約を結ぶような言動がなければ、提示された料金が相場通りか、料金の不明点に納得のできる回答ができるか、後から追加料金が発生しないかを確認しましょう。

できる限り複数(3社程度)の業者に相見積もりを依頼することを推奨します。

被害に遭ったら……

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消費者センター

怪しいと感じた時や、実際に被害を受けた時は消費者庁に連絡しましょう。

消費者ホットライン「188」に電話をかけて住所などを入力すると、最寄りの消費者センターに繋げてくれます。

 

警察

契約するまで帰る気配がない長時間の居座りや、激しく脅すような言動があればすぐに警察に連絡しましょう。被害の証拠を残すため、ボイスレコーダーや携帯電話の音声レコーダー機能で録音しておくと良いでしょう。

 

*参考サイト

消費者庁 消費者ホットライン

まとめ

ただでさえ、大切な方を亡くして心が不安定な時に、早く遺品整理をしなければという焦りから業者を選ぶと、予期しないトラブルに巻き込まれることがあります。

被害に遭うことがないよう自衛する手段として、悪徳業者の特徴や見極め方を知っておくことはとても大切だと筆者は思います。

悪徳業者を撲滅し、被害に遭う方が一人もいなくなることが我々の願いですが、このコラムがその助けになれば幸いです。

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 S・A
祖父の遺品整理を行った経験から生前整理・遺品整理の重要性を実感。
より専門的なことを学び、困っている人の助けになりたいとプログレスへ入社。
「知識のない人にもわかりやすく伝える」を信条にプログレス各種サイトのコラムの執筆を担当。
持ち前の独特の感性で言葉を綴る編集部きっての女傑ライター。

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